下記は、SUUMOジャーナルに記載されている記事。
この記事は、リノベーション・デザインの参考になるので、紹介しておきます。
【1】引き締め素材を取り入れて空間のポイントにする
アイアンや真鍮(しんちゅう)など硬質感をもつ素材を、
柔らかい雰囲気の木と組み合わせて使うのが最近の人気だ。
ナチュラルな空間やモダンな空間にもなじみやすく、引き締め素材として使うと効果的。
強度が高く、太さの変化によって、重厚にも繊細にも見せ方を変えられる。
(画像提供/LIV(リヴ))
【2】室内にはあまり使われない建築素材でラフ感を出す
ラワン合板(ベニヤ板)や足場板など従来は隠れて見えなくなる構造用建材や、
古材、レンガなど外壁に使われる建築素材を、あえてインテリアに取り入れることで程よくラフな雰囲気に。
ここ数年人気のインダストリアルな空間でよく見られる手法だ。
(画像提供/ハコリノベ(サンリフォーム))
【3】イメージだけで選ばずに場所に合った素材の使い方をする
劣化が目立ちやすい水まわりなどに使う素材は、メンテナンスに手がかかってもこだわりたいのか、
ラクに手入れができる方がいいのか、用途とライフスタイルに合った素材選びが暮らしやすさを左右する。
長く使えるよう特性を見極め賢い素材選びをする人が増加中。
(画像提供/ハコリノベ(サンリフォーム))
【4】再利用で新旧素材を違和感なく融合させる
全てを新しくしてしまうと、きれいにはなるが味気ない空間になってしまいがち。
しかし、新旧素材をバランスよく組み合わせることで、住み慣れた家のようなこなれた空間が生まれる。
古いものを以前とは違う雰囲気、違う場所で再利用するアイデアを楽しみたい。
(画像提供/LIV(リヴ))
【5】ずっと長く使える本物素材を取り入れる
質の良い本物の自然素材は、心地よさを与えてくれ、手入れ次第で長く使い続けられるのが魅力。
新建材なら傷になってしまうものも、自然素材なら味になる。
全面的に取り入れなくても床材やカウンターなど、
足や手がよく触れる部分に絞って取り入れる人が増えている。
(画像提供/Kraft(クラフト))
【6】塗装範囲や素材使いのバランスで印象を変える
「男前インテリア」などと呼ばれ、ここ数年人気のインダストリアルな空間。
ダクトや配管がむき出しになったスケルトン天井が特徴だが、
塗装や素材の組み合わせバランスで少し柔らかさをプラスすれば、
ナチュラルテイストの家具にも合わせやすくなる。
(画像提供/シンプルハウス)
【7】これまで以上に性能が高くフラットな土台づくり
2020年以降の新築では、断熱性能のレベルアップが義務化の予定。
これまで体験したことのないような災害が各地で起こる中、長く安心して住み続けられるよう、
家の土台となる耐震、断熱、構造面を当たり前レベル以上に引き上げるリフォームが再認識されている。
(画像提供/ATTRACT(アトラクト設計工務))
【8】室内開口を取り入れて時間と空間を家族で共有
室内開口は単に光と風の通り道としてだけでなく、デザイン性と機能性も兼ね備えている。
最近ではプライバシーよりも家族とのつながりを重視する傾向が強いため、
個室の扉をなくしたり、家族の気配を感じられる室内開口を設けるケースが増えている。
(画像提供/SCHOOL BUS)
【9】ディテールまでこだわり、雰囲気ある空間をつくり出す
自分好みの空間をつくるため、
モールディングやタイルの張り方、造作家具などのディテールまでこだわる人が増えている。
使用する部材の太さや細さ、厚みや幅といった細やかなつくり込みのほか、
素材の扱い方など一つひとつが、印象を変えるカギになる。
(画像提供/SCHOOL BUS)
【10】照明器具や光量の調整で空間をスタイリングする
ダウンライトやダクトレールをとりあえず設置するだけの照明計画から、
最近は家具とのバランスを考えた配置や照明自体のデザイン性を活かした提案へと進化。
シーンによって調光できるシステムの採用など、
スタイリングアイテムとして取り入れる照明計画が主流になってきた。
(画像提供/アンメゾンワールド)
【11】構造上抜けない部分をあえて目立たせてアクセントにする
構造上抜けない壁や柱、梁などは、間取りをデザインする上でデメリットに思われがち。
あえて特徴をもたせてデザイン化することで、その空間のポイントとして昇華させることもできる。
さらに、異素材と組み合わせて新鮮なインパクトをもたせてみると、面白い空間が完成する。
(画像提供/ATTRACT(アトラクト設計工務))
【12】くすみ系アースカラーで大人上品に仕上げる
飽きのこないシンプルでナチュラルな空間は根強い人気だが、
シンプル過ぎない上品で大人な雰囲気に仕上げたいという人が増えている。
差し色として紺や緑、茶といった落ち着けるアースカラーを使えば上品にまとまり、
どんなインテリアにも合わせやすい空間に仕上げられる。
(画像提供/北条工務店一級建築士事務所)
以上のような、ご提案方法もございます。
記事の引用元:SUUMOジャーナル